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水彩画『黄色いテント』 カナダの旅 3 [水彩画]

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水彩画『黄色いテント』 F3 カナダの旅シリーズその3

カナダBC州バンフの町をブラブラ歩いていると黄色いテントが目についた。
無論観光用に設置されたテントだと思うが、詰めれば15人は入れそうな規模だ。
テントの骨組みにはトウヒという針葉樹の枝を払い皮を剥いだ主幹が用いられていて、現地の方は文字通り「材料はロッジポールパインだ」と説明してくれた。
カナディアンロッキー観光では何処に行ってもこのロッジポールパインと呼ばれる針葉樹が景色の大半を占めるのだが、この樹は競うように天に向かって真っ直ぐに伸びる習性があるらしく、竹の無い地方ではテントの骨組みとして身近で最適な素材だと思う。
現地ではロッジポールパインと呼ばれ、ガイドブックなどではトウヒとかスプルースと書いてある樹だが、トウヒの種類はかなりあってこの辺り(海抜1000~2500m)で見かけるのはEngelmann Spruceだと思う。
テントの入口はたぶん山に向かった側にあるのだろう、自然に対する心は人類共通かもしれない。


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