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伊良湖、風力発電機

お正月、家族で海を見に行ってきました。行く先は愛知県渥美半島の先端、伊良湖岬を目指します。
この辺り、実は小生が小学4年から中学1年まで住んでいた場所で、36、7年ぶりの帰郷でもありました。
あやふやな記憶を頼りに自転車でキス釣りに出かけた覚えのある浜を伊良湖に向かって走っておりますと、巨大な風力発電機が並んでいました。もちろんサカナ相手に走り回っていた頃には無かった物です。
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遠くからはのんびり回っているようにみえましたが、間近で見るとプロペラが結構なスピードでブンブン回ってます。
プロペラの先端を追っかけると目が回る、近寄りがたいスピードです。
子供が「いったいどのくらいのスピードで回ってるんだろーねー」と言っていたので、帰宅後ちょっと調べてみました。

設置されていた発電機はゼネラル・エレクトリック社製、航空機や宇宙機器の製造メーカーとしても有名ですね。
スペックを見ますと、発電ローター(プロペラ)の直径は77m、最大20回転/1分で発電を行います。
プロペラの先端速度を時速に換算すると
0.077×3.14×20×60=290km/h
なんと新幹線並みのスピードだったんですねぇ。

子供の頃、この浜は風が強くて自転車漕ぐのも必死、時には風で飛ばされた砂が痛くて前を向く事も出来なかった記憶があります。この日も伊良湖灯台を歩いて回っただけで、皆頭が砂まみれになりました(笑)

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小学4年の秋、運動会が終わってから学校の裏で40cmのセイゴ(スズキの子)を釣った思い出のポイント。水門は新しくなり、幾つか沈みかけの廃船があったのですが撤去されてました。
ここらはシラスすくい(ウナギの幼魚)も盛んで、小学生といえども季節になるとカーバイトで海面を照らし寄ってきたシラスを掬い取るアルバイトを深夜までしたもんです。100も掬えば1000円になりましたからね、大人顔負けの日当を稼ぐ子も居ましたし、海にはまってずぶ濡れで帰る子も居ました。当時、小生が一ヶ月新聞配達して5000円くらい、一晩で500匹掬う子も居たので熱の入れようはお判りいただけるかと思います。今はどうなんでしょうねぇ?やっぱり安全第一、学業第一ですかね?あの頃は先生も周りの大人もバイトや居眠りは大目に見てくれたし、学校や家庭では学べない大事な事を自然に吸収したようにも思えるんですがね。お正月ということもあってか釣り糸を垂れる人も見かけなかった。



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