『孤高の人』 新田次郎著 [最近読んだ本]
『孤高の人』 上、下 新田次郎著
昭和初期、冬の北アルプス等を次々と単独で踏破していった”加藤文太郎”の実話に基づいた小説。
八ヶ岳山行で出会った老人の「えれぇこったぁ、ほんとうにえれぇこった」という言葉が読み終えた後でも、心の中に響いている。
また、ビバーグ、携帯食糧や装備の研究、天気の予測等、興味深い話が多い。
山行の度に”何故山に登るのか?””何故人恋しくなるのか?”自問自答し山行の度に答えが変化してくるあたりは、その都度加藤文太郎にインタビューした訳でも無いだろうから、著者の思いだろう。
遭難死に至った北鎌尾根山行については、それまでの加藤文太郎とは思えない無謀な計画、判断が多々有り、どこまでが事実で、どこから著者の作り事か疑ってしまう。
ある程度の信憑性があるとしたら・・・?
昭和初期、冬の北アルプス等を次々と単独で踏破していった”加藤文太郎”の実話に基づいた小説。
八ヶ岳山行で出会った老人の「えれぇこったぁ、ほんとうにえれぇこった」という言葉が読み終えた後でも、心の中に響いている。
また、ビバーグ、携帯食糧や装備の研究、天気の予測等、興味深い話が多い。
山行の度に”何故山に登るのか?””何故人恋しくなるのか?”自問自答し山行の度に答えが変化してくるあたりは、その都度加藤文太郎にインタビューした訳でも無いだろうから、著者の思いだろう。
遭難死に至った北鎌尾根山行については、それまでの加藤文太郎とは思えない無謀な計画、判断が多々有り、どこまでが事実で、どこから著者の作り事か疑ってしまう。
ある程度の信憑性があるとしたら・・・?