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川合玉堂展

川合玉堂展に行ってきました。


作品点数が多く、写生帖、図鑑のような植物の部分詳細スケッチなども展示されていて見応えのある展覧会でした。

どの作品も魅力的ですが、なかでも「二日月」の農作業を終えて帰路に就く?農夫達を包む靄の雰囲気。「鵜飼」の中墨と胡粉の使い方。2mあまりの大作「瀑布」の迫力は印象的でした。樹木をシルエットで処理する技法のお手本となる作品も多いです。こんな大画面の水分コントロールが本当にできるのだろうか?(運筆速度が相当早い?)と思う作品もありました。

人間や動物が入っている絵が多いですが、まったくのリアルではなくどことなく可愛らしかったりユーモラスに描かれていてほっとします。

代表作「日光裏見瀧」の制作前にとったと思われる写生は見事だった。現場ですでに作品としての構図と色調が完成されていたように思えた。
タグ:川合玉堂

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